もともと"off the mat"とは、“Take yoga off the mat” =「ヨガマットの上(on the mat)で培った体験や学びをマットから降りた(off the mat)日常の中でも活かしていく」というヨガの精神を表す言葉です。
今日は off the mat を実践してるヨギーニたちがどんなライフスタイルを送っているのかをご紹介します。
■ そもそもヨガをしてる人はどれくらいいるの?
2017年現在、日本のヨガ人口はどれくらいなのでしょう?
ヨガジャーナルから今年(2017年)春に発表された調査データによると、月に1回以上ヨガをする人はおよそ590万人。日本人のおよそ20人に1人がヨガをしてる計算になります。
今後2~3年以内にヨガをおこなってみたいとする人は約880万人で、潜在層を含めたヨガ人口は約1600万人とも言われています。
最近ではヨガを実践する男性も増えていて、スタジオ・ヨギーでも会員の約1割程度、男性の方がいらっしゃいます。
すそ野が広がっていくことで、日常生活の中でもヨガを意識するようなライフスタイルが定着していくことが予想されます。
■ 食に関する関心が高い
ヨガを日常的にしている人は、そうでない人に比べて、添加物の少ない食品を選んだり、脂肪・油分の少ない食事を心がけている人の割合がが10%近いことが分かっています。
他にも、無農薬 ・ 有機栽培の素材を使った商品を選ぶ人の割合も高く、食への関心が高いことがうかがえます。
出展:ヨガジャーナル日本版「日本のヨガマーケット調査2017 ©」
ヨギーニとしても有名なモデルの吉川ひなのさんや松本莉緒さん、野沢和香さんも、Instagram等でオーガニックフードやローフードを楽しむ姿をシェアしています。
■ 自然体な健康美
自然や自分とじっくりと向き合う時間をくれるヨガ。
ヨガを実践していると、off the matでも自然とナチュラルなもの、サステイナブルなものへの関心も高まります。
ヨギーニたちは美容や健康法も自然なものを選ぶようになることが多いようです。
例えば、ヨガと同じくインドを起源とするアーユルヴェーダ。
一般的に額にオイルを垂らすイメージが強いようですが、もともとは食生活を含むホリスティックな健康法で、インドでは医療としても定着しています。
ヨガを通じてアーユルヴェーダに出会う人も多く、スタジオ・ヨギーで開催してるアーユルヴェーダのワークショップもいつも大人気です。
> スタジオ・ヨギーで開催予定のアーユルヴェーダ・ワークショップを探す
アーユルヴェーダのほかにも、アロマテラピーやオーガニックコスメを上手に取り入れて自然体な美しさをまとった人が多いのもヨガをする人の特徴かもしれません。
ヨガをすることでコアが鍛えられ、凛とした姿勢が身につくのもヨギーニたちの美しさの秘訣ですね。
on the matで集中してとるアーサナのような美しさを、off the matを保つことが、彼女たちの美しさにつながっています。
■ アクティブ&リラックスを上手にスイッチ
ヨガをしている人はそうでない人に比べて、ヨガ以外の運動の実施率も高いそうです。
出展:ヨガジャーナル日本版「日本のヨガマーケット調査2017 ©」
ヨガを取り入れるスポーツ選手も増えていたりして、ランやトレーニングといった運動とともに、アクティブにヨガを楽しむライフスタイルが垣間見えます。
ヨギーニはリラックスすることにも積極的。最近注目を集めている「瞑想」を実践するヨギーニもどんどん増えています。
スタジオ・ヨギーでも過去5年間で瞑想クラスの受講者が2.4倍に増加。
ヨガの流行発信地ニューヨークでは最近、瞑想専門のスタジオもオープンして話題を集めています。
モデルでヨギーニのSHIHOさんも、NYの瞑想スタジオを体験した様子をInstagramでシェアしていて、9,000以上の”いいね!”がつくなど、関心の高さがうかがえます。
アクティブとリラックスを上手にスイッチしながら、心と体の調和をはかるのも、ヨギーニらしいライフスタイルですね。
ヨガを始めると自然と自分の心身の健康に改めて目を向けたり、環境に配慮した生活について考える機会が増えるという声もよく耳にします。
ヨガをするかららといって何も仙人のような暮らしをする必要はありません。
自分で考え、良いと思えるものを選んだ結果が積み重なって、自然体で美しいoff the matライフスタイルへとつながっていくとしたら、すてきですね。
スタジオ・ヨギー よっしー