コロナウィルス禍の今、世界中が新たな生活を模索し、またそれに調和しようとしています。
「私のニューノーマル」をテーマに、スタジオ・ヨギーのインストラクターはどんな変化を感じ、変化に対しどう調和しようとしているのか、リレー形式に聞いていく連載です。
あなたの明日につながるニューノーマルと出会えますように!
第4回 ヨガ・カオ編
この数ヶ月間で働き方、遊び方のスタイルが大きく変わりました。
自宅の一室はワークスペースになり、ヨガを教えるスタジオになりました。
娘の卒業式、入学式はライブ配信となり、娘の学校は自宅となりました。
変化の大きさにあたふたしている大人をよそに、まるで当たり前のようにそれを受け入れ、対応している子どもたちの姿を見て
私は、本来人間に備わっている変化に柔軟に適応する力、生きる力を感じました。
そして、私たちが不便なく「当たり前」の生活が出来ていること。
それは日々のゴミをどんな時も収集してくれるゴミ収集の方がいて、
頼んだ荷物を日程通り配送してくださる方がいる。
必要な時にいつでも必要なものを買えるお店が開いていて、
そこで働く人たちがいるからこそ、自分は不便なく生活が出来ている。
その生活は、エッセンシャルワーカーをはじめたくさんの方々に支えられているんだなぁと。
それは当たり前ではなく有り難いことと改めて感謝と敬意の気持ちと共に、それを子どもに伝える良い機会にもなりました。
無意識に、自分の「当たり前」で線引きしていたことや、あまり意味のない固定観念に気付き、新しい視点が拡がったように思います。
「当たり前」の領域が拡がると言うのは、新たな希望にも繋がると個人的には感じています。
「新しい価値観」という名の希望。それが次の「ニューノーマル」だと思っています。
▲自宅の一室も今やヨガスタジオに。ここからオンラインクラスを配信しています。
<リレー連載 私のニューノーマル>