コロナウィルス禍の今、世界中が新たな生活を模索し、またそれに調和しようとしています。
「私のニューノーマル」をテーマに、スタジオ・ヨギーのインストラクターはどんな変化を感じ、変化に対しどう調和しようとしているのか、リレー形式に聞いていく連載です。
あなたの明日につながるニューノーマルと出会えますように!
第6回 ヨガ・ケイコ編
私のお気に入りの場所は、代官山の旧朝倉亭の庭。公園の芝生。中目黒スタジオ近くのカフェ。
コロナ以前では、中目黒スタジオから渋谷スタジオへの徒歩での移動の途中に立ち寄ったり、クラスの合間、休日に行くこともありました。
コロナ禍にあっても、時々行くお庭や、公園の芝生は、リラックスして、クリエイティブな頭を取り戻せる場所です。
▽娘と行った、代官山の旧朝倉家住宅のお庭にて。
緊急事態宣言が明けてレギュラークラスが開始したときに感じたのは、生徒さんの緊張感でした。
私自身も、眉間にしわを寄せていたかもしれないです。できるだけ話さないように。そんなふうに思っていたかもしれないです。
スタジオに来ることで、元気になったり、癒される場所でありたいのに、うまくいかないと感じていました。
スタジオでは、ただ気を楽に、身体のこわばりをとり、今ある以上に「シンプルな私」に戻ってほしいと願いました。
オンラインでは、画面越しではアジャストをしたくても「見えない部分」が多く、リアルクラスでもマスクを隔てた「見えない表情」に苦悩することはあります。
それでも、オンラインでは背中や画面越しに見えるアライメントの変化から、
「力強さが増したなぁ~」
「ちょっと疲れてる?」
またお名前だけの参加でも、変わらず来てくださっている人の名前を見ながら、よかった元気なんだな。と見えない言葉を拾えるようにと思ってます。
リアルクラスでは、触れないもどかしさ、伝えにくいもどかしさはありますが、動きを工夫しながら、伝わるようにと試行錯誤しています。
これから、更なる変化がやってくるのでしょう。
生活の変化に加えて、人間関係や、コミュニケーションもどんどん変化します。
私自身は、コロナ前よりも少しだけ派手なウェアを着るようになりました。
楽しく笑うこと、コロナ前もコロナ後も変わらずしています。
ごちゃごちゃ考え過ぎることもあるのですが、
変化の中にあっても、シンプルに歓びに目を向けられるように、また変わらず、立ち寄った時に安心できる存在(クラス)で在りたいです。
▽画面越しのクラスでも明るい気持ちになるように、少し派手めなウェアを準備。
<リレー連載 私のニューノーマル>