吉川千香
臨床心理士/ 公認心理師/ RYT200所持(yoggy instituteにてティーチャートレーニング修了)/ 動機づけ面接トレーナー
●動機づけ面接(MI)とは
「相手を尊重しながらも問題のある言動を小さくし、良いところを引き出すコミュニケーションスタイル」「対人関係のつまづきをスムーズにしたり、よい関係性をもっと心地よくするためのコミュニケーションスタイル」
●動機づけ面接(MI)が使える場面
・パートナー、お子さんとケンカにならず心地よいコミュニケーションがしたい。
・同僚や上司、クライアント対応など仕事上のやりとりを円滑にしたい。
・利用者のニーズを深く知り、リピーター獲得につなげたい。
●動機づけ面接と私
7年前、職場の上司から教えてもらいました。その頃は、クライアントに治療的に正しいとされる指示を与えれば与えるほど反発をされていました。「正しいことを伝えているだけなのに、なんでこちらの指示を聞いてくれないの?」と相手を心の中で責めていました。相手の言い分も聞かず、相手のできているところや強みを聞かずのこんなやり方は、今となっては申し訳ないやら恥ずかしいやらです。今ではクライアントと協力関係を気づきやすく、治療がスムーズに進む助けになっています。