2015年03月30日

筋トレでなく“脳トレ”!ピラティスがおもしろい理由

みなさん、こんにちは。
これから毎月ピラティスに関する情報をお伝えするブログを担当することになりました、
ピラティスインストラクターのヒロコです。
よろしくお願いいたします。
 
私は9年ほど前にピラティスを始めました。
pilates

当時「ピラティスをやっている」と友だちに言えば「え?ティラミス?ティラピス?」と
言葉を理解してもらうのにもひと苦労した記憶があります。
 
今では有名な女優さん、モデルさん(米倉涼子さん、道端アンジェリカさんなど)、
さらにはトップアスリート(クルム伊達公子さんなど)に至るまで、
多くの方々がご自身の健康や美しさを保つため、
パフォーマンスアップのためにピラティスを行い、
またそれをメディアで発信されているのも手伝って
「ピラティス」という名前は世間に認知されつつあると感じます。
 
しかし、「ピラティス」という名前は知っている方から「ピラティスって何?」
と聞かれたときに分かりやすいシンプルな言葉が見つからず、
歯がゆい思いをずっとしておりました。
 
ヨガは「瞑想」、ビューティ・ペルヴィスは「骨盤調整」だとしたら、ピラティスは何?
 
そんな中、スタジオ・ヨギーのアナトミー(解剖学)のオープン講座を担当されている
理学療法士の中井真吾先生と4月に行うスペシャルクラスのミーティングをさせていただきました。
 
その話の中で中井先生が
「ピラティスとは“運動学習”である」
と表現され、妙に腑に落ちました。
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人の脳は、生きていくうちに「楽な方へ」と行きたがるそうです。
 
それが悪い姿勢を招き、体の歪みを生じさせ、
ついには脳が「これが自分のまっすぐだ」と認知してしまうそうです。
 
そのまま自分の体の歪みに気づかなければ、いつか体に不具合が生じますし、
その歪んだ体で運動をしても動きに癖が出て効果は上がりにくく、場合によっては怪我を招きかねないのだそうです。
 
ピラティスは正しい姿勢、体の使い方を教えてくれるとともに、動くために必要な土台となる筋力を強化します。
これを繰り返し行うことで、脳に正しい運動習慣を上書きし、あらゆる動きに対応できる体を作ることができるのだそうです。
 
ピラティスは元々「コントロロジー(体と心をコントロールする学問)」と呼ばれていました。
単なる「筋トレ」ではない「脳トレ」でもあるピラティスの魅力を、みなさんにもぜひ体験していただきたいと思います。
 
スタジオ・ヨギーのピラティスについてはこちら
 
■関連クラス
TOKYO5th Anniversary スペシャルクラス
姿勢改善アナトミー(解剖学)×ピラティス ~理想的な姿勢を手に入れる為に~
2015年4月29日(水・祝) 14:00~16:00(120分)
講師 中井真吾、ヒロコ
詳しくはこちら
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