2015年07月06日

結果への執着~「どうでもいい」はちょっとちがう?~

皆様こんにちは。福岡スタジオのYです。

6月27日、28日に福岡に、ヨガ哲学講師であるカルロス・ポメダ先生が来日され、ヨガ哲学の基礎となる文献「バガヴァッド・ギータ」の講義を受講しました。

休憩を挟んで7時間にも及ぶ講義でしたが、あっという間の時間でした。

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今までの記事で、以前受講した『ベーシック・トレーニングコース(BTC)』(ヨガを基礎から学ぶ全8回コース)の宿題からピックアップしていたのですが、今回の講義は全てにつながる要素満載でした。

(以前の記事はこちら↓)
心を観察する「断捨離」
一日一善

10分間の長さ

 

そして同時に、一度では理解できないヨガの奥深さも感じました。

今回、カルロス先生の講義を受けて、そのあとも自分の日常で思いだされるキーワードが以下の二つ。

「ブレない」

「センターにいる」

 

ヨガをしていると、「結果を手放す」「執着しない」という言葉をよく耳にします。

それは時に「結果はどうでもいい」と誤解されやすいとのこと。

確かに、「結果を期待して行動してはいけないよ」「見返りを求めちゃいけないよ」と、とらえがちです。

 

 

しかし、何かを始める時にはもちろん「結果」について考える必要があります。

大切なのは、「こんな結果になったらどうしよう・・・」「絶対にこうなりたい!」と結果に重点を置くのではなく、その結果に向けて自分ができることに集中することだというお話でした。

それが自然に結果に現れるので、思っていたものと違ってもそこに執着をしてはいけない、と。

(結果は他の影響も受けるので、自分だけではどうにもならない部分もありますよね。)

「どんな結果が出ても、私はブレない」。そう思えるには、目前の行動に没頭することがまず必要なことなのだと教わりました。

 

 

でも、これは訓練のいることで、そう簡単にできることではないのでご安心ください(笑)。

「結果」に気持ちが行きそうになれば「いくな!」とコントロールする訓練。

どんな結果が出ても常に自分のセンターにいる訓練。

 

「心の安定性=ヨガ」に向けて、通常のヨガレッスンは勿論、こういった哲学の部分からも学んでみるのはいかがでしょうか?

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初めて受講して、ヨガの教えは普段の生活にあてはめることができるなと日々感じています。

 

 

難しそうな「バガヴァット・ギータ」の話から、仕事、人間関係、子育て・・・

何か自分にとってのヒントが見つかるかもしれません。

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