2015年08月07日

大腸内視鏡検査に、ヨガ八支則(一部)を感じる【後編】

<健康診断の結果、大腸内視鏡検査をすることに決めた、私、タケ。
検査前の2リットル下剤をなんとか飲み干し、いざ病院へ。/前編はこちら中編はこちら

 
ついに、病院の内視鏡センターなるエリアに踏み込んだワタシ。
検査予約時間の30分前入りです。
アスティヤ(不盗/ex.遅刻などして人の時間を盗まない)です。

 

身も心もサラにして、シャウチャ(清浄)の状態です。
たのもー!状態です。

 

……なんて意気込んでみたものの、不安はいっぱい。意気込まないとやっていけない。
こういうときに頼りになるのは、看護師さんです。
受付時に、やさしく、丁寧に、案内・説明してくれて、本当にありがたいものです。

 

検査着に着替え、検査台である固めのベッドに横になり、更に説明を受けます。
鎮静剤も腕に打ちました。

 

ここまできたら、検査技師さんに身を委ねます。
なにとぞよろしくお願いいたします。

20150807pr03

▲イメージ画像です


 

いざ、内視鏡はワタシの直腸を経て、どんどん進みます。
まだワタシも余裕があり、モニタを見えてたりします。

 

が、空気とともに、内視鏡カメラが入るため、お腹が張ることこの上ない。

 

グググ…。だんだんつらくなってきたかも。

 

そして、来たー! 内視鏡カメラが腸の曲がっている部分にくると、なかなかこれが痛いのです!
腸自体、柔らかくて、かなり伸びるもの。これを空気を入れながらとはいえ、内視鏡カメラがすんなり進むはずもなく、つっぱったり、押されたり、グリグリ進んだり!?

 

「ちょっと痛いですよね」(検査技師さん)、「ここを過ぎれば楽だからね!」(看護士さん)

 

もう声出した方が気がまぎれるので、この際私も「いたたたたた」と言ってみます(汗)。
そして、ヨガの呼吸!と鼻呼吸で、ここは胸式呼吸です(腹式はアカン)。

 

寝ている体勢を変えて、もう一角をクリア。
これはタパス(苦行)だっ……。

 

大腸の入口まで達した内視鏡は、あとはゆっくりと戻りながら、腸内をじっくり検査し、画像を撮影し、疑わしき部分は薬品をふりかけ(カメラと一緒にそれ用の管が通ってる!)、その反応を見ていきます。
ああ、もうなんだか余裕です、ワタシ。思いのほかキレイな腸に、ホルモンを連想くらいに。

 

大腸内視鏡は『行きは怖いが、帰りはヨイヨイ』でした。

 

鎮静剤を打ったので、ちょっとふらつくため、30分くらい休憩室で横にならせてもらい、この日は終了です。
本当ありがとうございました。

 

そして、後日、正式に検査の結果を聞きに、再び病院へ。
結果は、問題なしでした。ホッ。
血便(便潜血陽性)は、いわゆる“痔”かと。

 

そうじゃないかな、と思ってはいたのですが、でも、この検査を受けてよかったです。

 

みなさんも、痔だストレスだと自己判断せず、疑わしきは、ぜひ大腸内視鏡を受けてください
大腸がんの場合もあります。仮に大腸がんでも早期発見であれば、完治するそうです。

 

女性にいたっては、現在、大腸がんが、がん死亡原因の第1位だそうです。
罹患数からいえば、乳がんが第1位ですが、こちらは死に至ることが少ないのです。
(こちらはピンクリボンなど早期発見啓蒙が広がったおかげでしょうか)

 

今、こうして一応問題なしと診断され、よかったとひしひしと感じます。
ワタシの好きな言葉であるサントーシャ(知足)を、自身の身体に対し、かみしめています。

 

みなさんも、ぜひ疑わしい場合は、検査をお願いします。
>>ヨガの八支則などは、ヨガの基礎を学ぶコース『ベーシック・トレーニングコース』で学ぼう!

 

 
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