2016年04月08日
スティーブ・ジョブズも愛読!ヨガインストラクターのバイブルが映画に。
映画『永遠のヨギー~ヨガをめぐる奇跡の旅』(原題『AWAKE:The Life of Yogananda』)は、西洋のヨガの父と言われる、ヨガナンダ師の生涯を描いたドキュメンタリーです。
ヨガインストラクターがバイブルにしている本『あるヨギの自叙伝』の著者でもあるヨガナンダ師の実際に話した様子や言葉、ヨガや瞑想の意味すること、それを広める情熱が伝わってくる伝記映画です。
ヨガナンダ師に影響を受け師事した人は、ビジネスで大成功をおさめた企業家や世界的に活躍する著名なミュージシャンなど多岐にわたります。アップルの創業者スティーブ・ジョブズがiPadに唯一入れていた電子書籍が、『あるヨギの自叙伝』だったそうです。
インドの裕福な家庭に生まれたヨガナンダ師は、幼い頃からお母さまの影響もあり、スピリチュアルに生きていく道を模索し、師を求めてきました。霊性の師にめぐりあい、10年以上にわたる修行をし、さらにカルカッタ大学を卒業後、「いかに生きるか」を指導する学校を地元に設立し、子どもの教育に情熱を注ぎました。その後、アメリカに渡り、スピリチュアルの指導者として、各地を講演してまわり、瞑想の意義を説きました。
かの「非暴力・非服従」で知られ、世界中の人々から敬愛されているマハトマ・ガンジーとも交流があり、同時代に生きた聖人がヨガナンダ師なのです。なぜガンジーが有名なのに、ヨガナンダ師のことをこれまで知らなかったのだろう?と不思議に思ったのですが、かたや政治的な影響力を及ぼしたことで歴史に名を刻まれ、かたやスピリチュアル・リーダーだったために、いわゆる学校の教科書には触れられてこなかったたのではないでしょうか。
ヨガといえば、ハタヨガ、つまり、ポーズをとるものだとつい思いがちですし、それが主流となっていますが、ヨガ本来の目的や意味は、瞑想にあるということを改めて気づかされます。今生きているこの時間、見えているもの、科学的に証明されたものだけでものごとをとらえるのではなく、自分が死んだあとの世界、見えていないもの、科学的に証明されていないものにも思いを馳せるような、壮大なドラマがあります。
瞑想ってなんのため? ヨガってそもそもどうしてこんなに支持されているの? ということを知ることができる映画です。
4/30(土)渋谷ユーロスペースほか、全国順次公開
©2015 Self-Realization Fellowship,All rights reserved.
Photo courtesy of Self-Realization Fellowship, Los Angeles, California, U.S.A.
スタジオ・ヨギーのインストラクターも多数、この映画を観ており、コメントをよせています。ヨギーの会員のみなさまには、割引鑑賞券を差し上げておりますので、ご興味ある方はぜひスタジオでお受け取りください。詳しくは下記お知らせよりご覧ください。
映画『永遠のヨギー~ヨガをめぐる奇跡の旅』スタジオ・ヨギーからのお知らせ
スタジオ・ヨギー しち