神楽坂の手みやげ、と言ったら
紀の善の「抹茶ババロア」と不二家の「ぺこちゃん焼き」が有名ですが
この街ならではの味が ほかにもたくさんあります。
神楽坂で あれこれ選ぶのが楽しみになる、そんな手みやげをいくつかご紹介します。
神楽坂スタジオを出て左へ行くと、ぱりぱりの薄皮が美味しい
たい焼き「くりこ庵」が見えてきます。
そのたい焼き屋さんを左に入ると、八海山の麓・魚沼の美味しいものを集めた
「千年こうじ屋」があります。
お米と麹と発酵をテーマにした店内には、
米どころ新潟の自然の恵み豊かな商品がずらりと並んで
どれも手に取らずにはいられない、魅力的なものばかり。
中でも人気なのが、砂糖を使わず米麹の天然の甘みだけで作った
ノンアルコールの「あまさけ」。
そのままでも美味しいし、果物と割ってスムージーにするのもおすすめです。
店内では、このあまさけに
季節ごとの果物(柚子や苺など)や、ジャガイモや きのこなどの季節のスープを加えたもの、
麹の抹茶ラテ、ほうじ茶ラテ、コーヒーラテなど
あまさけを使ったドリンクのテイクアウトも出来ます。
ほかにも、お豆がごろごろ入ったお煎餅(1枚食べると止まりません!)
銘酒・八海山を使った化粧品、お酒のおつまみにぴったりなもの各種・・・
ここに行けば、贈って喜ばれる顔が浮かぶようなお土産が たくさん見つかります。
「千年こうじ屋」を出て右に、最初の路地を左に曲がって
細い道をくねくね曲がると、アグネスホテルに併設したパティスリー
「ル・コワンヴェール」
ここは、お客様から教えていただきました。
神楽坂スタジオは地元のお客様も多いので、
受付にいると美味しいものを教えていただける、そんなふれあいがとても嬉しくて
すすめられるとすぐに飛んで行きたくなってしまう♪
マシュマロ、ではなく「ギモーヴ」。
フランス語の響きがぴったりな、美しくて瑞々しいギモーヴが
大きなびんに入って売られていると
どんな味なんだろう?と期待が膨らみます。
プレゼント用には、ギモーヴをパズルのようにきれいに並べて包んでもらえます。
ぱさぱさとは無縁の、果物の甘みがじゅわ~っと広がる1つぶは
目で見ても楽しめる、まるで絵画のようなお菓子です。
神楽坂を上り、毘沙門天を過ぎた先にあるのが
和菓子の老舗「五十鈴」。
パイ生地の中に、しっとり小倉餡とレーズンが入った「神楽坂饅頭」や
大和芋を使った、白くて小さな薯蕷饅頭、栗羊羹・・・
そして、神楽坂スタッフに いちばん人気なのが、お団子❤
五十鈴さんでは上新粉を購入せずに、店主が自ら挽いて自家製粉しているそうです。
できたてのお団子はとても軽く、胃にどすんと落ちません。
ふわ~~~っとしたのどごしなので、あっという間に1本するっと食べてしまいます。
特に枝豆は、鮮やかな緑色に枝豆のつぶつぶと瑞々しさが残っていて
こんなにジューシーなお団子には、まず出会えないと思います。
甘いものの後には、今夜のお惣菜にいかがでしょう、
お店の前がいつも賑やかな、大野屋牛肉店のコロッケ。
松坂牛入りビーフメンチカツ 210円
キャベツ入りポークメンチカツ 180円
海老クリームコロッケ 170円
スコッチエッグ 350円
アジフライ 150円
コロッケはどれもソースやお醤油をかけなくても、お肉のうまみがしっかり感じられるので、
ひとつ買って、近所の白銀公園でぱくっ♪食べてしまう、
そんな気楽な楽しみ方も出来ます。
たまには家族全員ぶんのお惣菜を買うのも良いかな、と思える
良心的な値段も魅力です。
お腹が満腹になるような手みやげをご紹介しましたが
小さな街に色んな魅力がぎゅぎゅっと詰まっているのが
神楽坂の面白いところ。
皆さんも「お気に入り」を見つけてみて下さい。
神楽坂 手みやげ帖
2015年11月28日