「陰ヨガ~春の養生~」を受講しました。
五臓六腑を四季に当てはめると、春は「肝」。
これから暖かくなり「動」へと向かって行くこの季節に
肝の働きを整えると血液や栄養分の流れが良くなり
木から養分を吸い上げて行き渡らせるように新陳代謝が良くなります。
この「肝」に働きかけるアーサナを行うワークショップでした。
陰ヨガは、ひとつのアーサナをいつもより長めに行います。
これは、「陰」の対極にある「陽」のアーサナが
皮膚や筋肉など動きのある個所に働きかけるのに対して
「陰」のアーサナはそれよりもっと深いところ、
骨やその周りの深層部にフォーカスするためです。
深いところまで刺激を与えるためには、ある程度長い時間が必要になり
1分半から、長いものでは4分間ずっと同じアーサナで
静かに身体を見つめました。
クラス後の皆さんの表情を拝見すると
ほわっと力が抜けて顔色が明るくなっていらっしゃいました。
「すっきりした」
「ぽかぽかします」
と話される方もいらして、皆さん笑顔で帰られます。
クラス中は劇的な効果や大きな手応えは感じないものの、
クラス後は全ての気の流れが すぅっと整ったような感覚に包まれました。
身体が軽くなり、ふわっとします。
「春の小川は さらさら行くよ」という歌のように
身体の中が浄化されて流れ始めるのを感じられて
とても心地良いクラスでした。
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次回の開催は未定ですが、季節に合わせた陰ヨガを
今後も定期的に開催していきたいと考えています。
この「滞りなく流れる」よろこびを
次回は是非 皆さんも体験なさってみて下さい。