京都スタジオでカナコ先生による~耳で聴くワークショップ~第一回【ヨーガの目的地ってどこ?~ヨーガの八支則~】が12月17日に開催されました。
ベーシックトレーニングコースでも最初に学ぶヨガスートラの思想、八支則(はっしそく)。コースを担当しているカナコ先生から学べるとても貴重な機会です。
一回目は、「どこに向かって私たちはヨガを続けるのか」をテーマに話されました。
60分の座学なので、ウエアは必要なく単発で気軽に受けて頂ける内容となっています。
第二回目は12月24日(土)15:00-16:00に開催予定です。
【ゴールまでの道のり~日々の過ごし方を学ぶ~】
第一回で学んだヨガを続ける先にある「ゴール」。
では、そこにたどり着くために、どんな歩き方をすればいいのでしょうか。
日常の中ですぐに実践できる、「ヤマ:慎むべきこと」「ニヤマ:やるべきこと」に触れながら、ヨガのある日常についてお話しします。
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ヨガスートラは、
聖者パタンジャリによって紀元2世紀頃に記述され、完成されたといわれる教典
八支則は、
ヨガを実修するための8つの段階、行法を示したもの
とされています。
八支則は、
1.ヤマ(禁戒)
2.ニヤマ(勧戒)
3.アーサナ(体位法)
4.プラーナーヤーマ(調気法)
5.プラティヤハーラ(制感)
6.ダーラナー(集中)
7.ディヤーナ(瞑想)
8.サマーディ(三昧)
という八つの段階に分けたアプローチとして示され、実践していくにつれ、
英知の光が輝きを増し、最後は弁別智が現れるといいます。
こう書くと難解な内容に思われるかもしれませんが、このワークショップでは分かり易く解説されています。
カナコ先生は最初に、
「今欲しいもの、望んでいることとは何か?」という質問をされました。
なぜそれを望むのか。
なぜと突き詰めていけば、目的は幸せ(苦しみから逃れたい)ということに繋がり、時代や状況、環境、社会的な背景は違えど、人の望みはヨガスートラが記された時と変わらないのかもしれません。
その目的を山の頂上と例えて、登った頂上の景色は一緒でも、登り方が違うと道途中の景色は違うと話されていました。
頂上に登るには、まず山の麓を整えることが必要です。
山の麓=
日常をどんな風にすごしていけるか
第二回目は日常生活でも活かせる
ヤマ(禁戒)-やらないでいいこと
ニヤマ(勧戒)-すすんでやったほうがいいこと
を中心に話されます。
みなさまのご参加をお待ちしております~