スタジオ・ヨギーを展開するロハスインターナショナルのI(男)です。
日本におけるヨガ市場の浸透率は、アメリカの1/10程度と低く、これからもっと拡大する可能性が高いことについては前回の記事で書きましたが、数年後には、ランニングに次ぐブームが来ているかもしれません。
日米のヨガ浸透率のギャップの要因のひとつが、男性のヨガ人口です。日本でも男性のヨガ人口は目に見えて成長していますが、男性の割合は全体の1割程度です。一方、アメリカではヨガ人口の約2-3割が男性といわれています。
アメリカでの男性へのヨガの浸透は、更に個人レベルから企業レベルへと広がりを見せています。
Google、インテル、ナイキ、Yahoo、アップル、P&G、ハーバードビジネススクールなど、様々な業界の代表企業/団体が、仕事の効率やクリエイティビティ向上のために、続々とヨガや瞑想などのプログラムを導入しています。
また、ビジネス界での成功者にヨガ・瞑想の愛好者が多いことも知られています。
アップルの創業者スティーブ・ジョブズが瞑想を生活習慣に取り入れていたことは有名です。また彼が、自分のiPadに唯一ダウンロードした本は、「あるヨギの自叙伝」というヨガの本であったとのことです。
その他、世界最大のヘッジファンドBridgewaterのCEO Ray Dalio氏や、CRMソフトウェア企業SalesforceのCEO Marc Benioff、アメリカ第3位の生命保険会社AetaのCEO Mark T. Bertolini氏も、ヨガ・瞑想の実践者です。
ビジネスの世界でヨガ・瞑想が取り入れられている背景には、科学的な効果が裏付けられていることが挙げられます。大学や医学研究所で、ヨガの心身への効果が検証されつつあり、ヨガ・瞑想は、怪しい東洋的な文化から、先進的・科学的な活動へと位置づけが変わりつつあります。
日本においても、ヨガや瞑想がビジネスマンの基本スキルとなる日も近いのではないでしょうか。
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2015年04月27日