去年の秋の ブログでも
パンを紹介しましたが
この夏も、パンです。
パンの焼ける香りに
なぜこんなにも惹かれるのでしょう。
ひと口目で「!!!」となるパンを求めて
今回は飯田橋の1つ隣り、
市ヶ谷のパン屋さんを訪ねます。
市ヶ谷 『No.4』。
パンの販売のみならず
カフェも兼ねていて
クラフトビールも 焼き立てPizzaも
コーヒーも
どれも唸ってしまう逸品です。
神楽坂スタジオから『No.4』に行くまでは
ちょっと散策するのにぴったりな遊歩道が続きます。
春は桜が咲き乱れ
総武線を見下ろすこの道を
木陰の涼しい風に吹かれながら
ひとりぼんやり歩くのが大好き。
スタジオからは 歩いて20分で到着。
JR市ヶ谷駅に着いたら
左手に見える坂を上り
信号の2つ目に
目指す1軒があります。
中に入ると・・・
1歩踏み入れた瞬間に
期待感で胸が高鳴ります。
噛むと小気味良い音がするほど外はカリッカリ
中にヒヨコ豆入りのカレーパンも、
ドライフルーツたっぷりのパンも、
もっちり生地に塩味が絶妙なアクセントを添える塩パンも、
とにかくどれもが期待を裏切らないのですが
私のおすすめは
『あんバターサンド』
餡子とバターの組み合わせは
コッペパンのような柔らかいパンに挟まりそうですが
ここではバゲット生地の中に。
具材に負けないパンの存在感がスゴイ。
バゲット生地の噛み応えはあるものの
中は むっっっちり。
餡子という和の食材と
バゲットを組み合わせたのが痛快です。
パンに噛み応えがあるので
餡子と混ざってすぐになくなることがなく
口の中でいつまでも
餡子の甘みとバターの塩気と
小麦のうまみを堪能できます。
ランチ時に行くと
かなり並んでいることも多く
店の外には子供が遊べるスペースもあるので
お子さん連れの方にも人気があるようです。
パンが美味しいのはもちろん
この店の雰囲気が好き。
広くて活気があって
明日もまた行きたいなと思わせる1軒です。
天気の良い日のオープンテラスで
外の風と夏の陽射しを感じながら
お腹も心も満たされた帰り際
バチッ!と目が合ってしまったのが
燻製ナッツ&アーモンド。
はちみつや塩で味付けされた
ローストアーモンドは
美味しいを通り越して
言葉を無くす絶品でした。
自分のために、そしておみやげにも
喜ばれるものが『No.4』には
たくさんあります。
No.4
2019年06月29日