皆さまご存じの通り、ここ数ヶ月、蜜を避けるために窓の他にスタジオと受付ロビーの間にあるドアも開けています。
クラスが始まると先生の声が漏れ聞こえてくるので、たまに耳を傾けて聞いていたりします。クラスの冒頭にされる先生のお話が好きなんです。
先日、究極のリラクゼーションヨガのときにエリコ先生がお釈迦様のお話をされていました。
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たくさんの人々に慕われるお釈迦様に嫉妬したある男が、お釈迦様をののしったけれど、いくら悪態をついても一言も言い返さないお釈迦様に男はその場でへたり込んでしまった。
お釈迦様はその男に訊ねます。
「もし他人に贈り物をしようとして、その相手が受け取らなかった時、その贈り物は一体誰のものだろうか」
男は答えました。
「そりゃ、言うまでもない。相手が受け取らなかったら贈ろうとした者のものだろう。わかりきったことを聞くな」
答えたとたん「あっ」と気づき、男へお釈迦様がおっしゃいました。
「そうだよ。今、あなたは私のことをひどくののしった。でも、私はそのののしりを少しも受け取らなかった。だから、あなたが言ったことはすべて、あなたが受け取ることになるんだよ」
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(簡単にまとまてしまったので詳しくお知りになりたい方は検索してみてください)
この話から受け取るものはいろいろあると思います。
エリコ先生がこのお話からどのようなことを皆様にお伝えしたのかは、残念ながら最後まで聞けなかったのでわかりませんが、私はこのお話を聞いて「自分で選べるんだな」と思ったのです。
悪口を言われて落ち込むのか、受け取らないのか。
自分で選べるのですよね。
ならば常に自分が心地よく過ごせること、楽しく過ごせることを積極的に選んでいきたいですね。
環境や相手など自分の外側のことはどうあっても、自分の内側にある気持ちは自分の選択次第なのかもしれません。
心乱されやすい情勢ではありますが、自分の外側の要因に振り回されず、自分の内側をしっかりみて、どうしたいのか、どの選択が自分は心地よいのか、選んでいきたいと思いました!
エリコ先生のクラスは
毎週木曜 14:45~ 究極のリラクゼーションヨガ
自分の内側にある気持ちは自分の選択次第なのかもしれません
2020年07月25日