ヨガで最後に身体を休めるポーズ、シャヴァ・アーサナ(屍のポーズ)。
シャヴァとは「死体」という意味で、このポーズの目的は死体を真似ることです。
目を閉じて床に横になることで、全身を心ゆくまでリラックスさせます。
体内に生まれたアーサナの効果をより完全なものに仕上げる時間です。
体位の実践で活発になったプラーナ(気)は、この休憩時間のあいだに
体内組織を癒し、再びエネルギーを補填することができます。
意識をはっきりさせたまま、しばらくの間、動かずに心を静かにさせていれば、
くつろぐこと、リラックスすることが学べます。
この意識的なリラックスにより、身体と心の両方が元気になり、リフレッシュします。
心を平静にしておくのは、肉体を平静にしておくよりずっと難しく、
一見簡単そうなこのポーズは、修得が最も難しいとされています。
10分間の質の良いシャヴァ・アーサナは、一晩の睡眠に匹敵する
リラクゼーション効果があり、自律神経の調整にも役立ちます。
【ワークショップ】シャヴァ・アーサナの理解を深める~シャヴァ・アーサナを使った瞑想法~
2015年07月05日