最近、生活をどんどんシンプルにしたいモードのスタッフKです。
9月の半ばに伊豆大島に行って来ました。
外界から隔絶した島は、何がいいかというと、首都圏からそう遠くなくても
(熱海港から40分!!)、異郷感を味わえるところ。
今回は活ける火山、三原山に火と大地のエネルギーをいただいてこようという目論見です。
港に着くとネコがお出迎え。
ひなびた港町なのに、車のナンバーは「品川」なのが不思議・・・。
古民家の宿なるものを選んだら、つげ義春の世界のようです(笑)
登山の日、下界から山を見上げると雲で真っ白。
宿のおっちゃんと、バスの運ちゃんが「今日は真っ白で何も見えないよ!」と、制止するのを
「いーんですいーんです!!」と意気揚々と振り切って、登山開始です(笑)
雲に覆われた山は異界感満載。
やはりこんな天気の日に山に登る酔狂な人はいないようで、誰一人出会いません。
完璧に「あの世」に来てしまいました(笑)
それでも、山の神様は歓迎してくださったのか、火口の前に立つと、さっと霧が晴れ、
綺麗に火口を見渡すことができました。感謝☆
誰もいない山を独り占めとは、この上ない贅沢です。霧深い山もいいもんですね♪
登山道の風景は、活火山ならではの植生の変化が観察できます。
頂上近くはごつごつした溶岩ばかりですが、降りるにつれて、草から低木へ、頭上を越える木々の連なりから森林へ。
森の再生の歴史を辿って下山です。
外界に降りると美しい夕日がお出迎え。空気がきれいだと、自然の色もより繊細に映えて、
神々しいほどです。
そしてお約束のご当地グルメ。
魚を青唐辛子の入ったしょうゆダレに漬けた「べっこう丼」です。
魚が新鮮だからホントに美味しい!!
ゆったりと空気の流れる島でリフレッシュして、また現世に戻ってきました。
山の清々しい空気をスタジオにお土産です!!
現世に戻れなくなりそうなスタッフK
スタジオ脱出日記~伊豆大島編~
2016年10月26日