メリークリスマス!
スタジオヨギー インストラクターのレナです。
今日は基本のABCに+αの【C】として
Control(コントロール)についてお話しましょう。
ジョセフ・ピラティスは自分のメソッドを
“コントロロジー(Contrology)”と呼びました。
ピラティスでは、
「いかに自分の体をコントロールできるか」という
「動きの質」が重要だと考えます。
ジェントルピラティスのクラスでは
正確さとコントロールを促すために
シンプルな動きから紹介していきます。
クラスに参加していただくと
小さな動きでも
体を意識して正確にコントロールして動くことは
意外と難しいと感じられることでしょう。
ですが、
コントロールのレベルが上がれば
正確なアライメントで
コーディネーションとバランスにすぐれ
楽に、筋肉を過度に緊張させることなく
エクササイズをこなすことができるようになります。
ジェントルピラティスを通じて
安全かつ効率的な身体の使い方を
トレーニングしていきましょう。
それでは今日のテーマ
【コントロール】に意識を向け
エクササイズを行ってみましょう。
【ニー・フォールド】
スターティング・ポジション
・リラクゼーション・ポジション(半仰臥位)
動作
1.吸って:体の準備を整える。
2.吐いて:骨盤を安定・静止させたまま、
片方の股関節を折りたたみ、脚を体に向かって曲げ入れる。
3.吸って:ポジションを維持する。
4.吐いて:足を下ろしてスターティング・ポジションに戻る。
再度、骨盤と脊柱を安定させる。
5.脚を入れ替えながら、左右交互に5回ずつまで繰り返す。
チェックポイント
・終始、骨盤と脊柱をニュートラルに保つ。
前後の傾きや捻じれ、ウエストの長さの変化等の
動きを避けるようコントロールし続ける。
・頭部・胸部・仙骨を重く保つ。
・コントロールを維持しながらも、股関節をできるだけリリースさせる。
・支えている方の脚は静止したままにし、かつ緊張がないようにする。
・胸は解放し、上半身に緊張がないようにする。
年明け後も引き続き
ジェントルピラティスの魅力をお伝えしていきます。
健やかで美しい身体を手に入れるために
ぜひクラスにも足を運んでみてくださいませ。
それでは皆さま
よい年をお迎えください *
ジェントルピラティス 担当 レナ
毎週土曜日 11:15-12:15
~ジェントルピラティスのススメ vol.5~
2016年12月25日