こんにちは。
スタジオヨギー インストラクターのレナです。
今回からは
ピラティスのお悩み解消を目指した
【ワンポイント・アドバイス編】です。
今回は
「カール・アップシリーズで首が痛い」
というお悩みに挑戦。
Body Control Pilates のテキストでは
カール・アップの目的は
【頚椎と胸椎を動かす】
とあります。
「えっ?腹筋のトレーニングではないの!?」
と私も正直に言って、驚きました(笑)
でも、この「頚椎と胸椎を動かす」ということが
悩みを解消する鍵になります。
現代人は同じ姿勢で長時間過ごすことが多く
背骨全体の動きが硬くなっています。
そんな中で「頭を起こそう」と思うと
頭を支える筋肉、胸鎖乳突筋が緊張します。
そこで、まず動き始めに
うなじを長くするイメージでしっかりと頷き
頚椎を動かします。
続いて、胸椎(背骨)を動かします。
クラスではミニボールを利用して
ボールとマットの間に
鳩尾(みぞおち)の裏側を沈めるイメージで
背中を丸くします。
Vol.6でご紹介したように
セラバンドを利用しても良いでしょう。
テコの原理で
胸が沈むと頭が少し軽くなるという
利点もあります。
きれいなカールをキープしつつ
ハンドレッド、シングル・レッグ・ストレッチ等
カール・アップ・シリーズに
チャレンジしたいですね。
是非、ジェントル・ピラティスでバランスよく鍛え
心地よく動くカラダを手に入れましょう。
ジェントルピラティス 担当 レナ
毎週土曜日 11:15-12:15
~ジェントルピラティスのススメ vol.9~
2017年02月11日