こんにちは。
スタジオヨギー インストラクターのレナです。
これまで「基本のABC」について
ご紹介させていただきました。
(まだ読んでいない方はぜひご一読ください)
ジェントル・ピラティスのクラスの特徴は
基本を大切にシンプルな動きを行っていくこと
また、クラス紹介にもあるように
テニスボールや軽いダンベル、セラバンドなどを使い、
ゆったりとしたペースで関節を動かしていくことにあります。
そこで、今月はセラバンドを利用したエクササイズを
いくつかご紹介しようと思います。
バンドは
サポートやフィードバックを与え、
エクササイズを助ける役目と
抵抗を加え、
動きを行うために必要な筋肉を鍛える役目と
両方の利点があります。
今日は前者の一例として
苦手な人も多い「カール・アップ」をご紹介します。
【カール・アップ】
スターティング・ポジション
・リラクゼーション・ポジション(半仰臥位)バンドの上に横たわる
・バンドの端を頭の後ろで持ち、頭のやや上に伸ばす
肘は十分に開きつつ、視界に入る程度にし
肩甲骨の配置を適切にする
動作
1.吸って:体の準備を整える。
2.吐いて:サービカル・ノッドから始め、背骨を一つずつ
順番に巻き上げるようにマットから離していく。
3.吸って:ポジションを維持する。
4.吐いて:体の中心から動作を始め、背骨を一つずつマットに下ろし、
スターティング・ポジションに戻す。
5.10回まで繰り返す。
チェックポイント
・終始、骨盤をニュートラルに保つ。
ニュートラルが維持できるところまでしか起き上がらない。
・呼気を利用して、背骨を丸め肋骨を閉じる。
・バンドで支えている頭を重くしておく。
・肩をリラックスさせ、肩甲骨と胸郭の広がりを維持する。
・首は伸ばして、緊張させないようにする。
★ 頷く動作や肋骨下部の広がり(カーブ)が足りないと
腹筋が鍛えられると感じる前に、首が疲れることがあります。
うなじを長くするように、
また肋骨下部をバンドに沈めるように活用してみましょう。
★ バンドが伸びながら背骨をマットから引き剥していくように
背骨一つ一つの間が広がりながらカーブしていくことを感じましょう。
2017年はジェントル・ピラティスで
気持ちよく動ける体を目指しましょう!
ジェントルピラティス 担当 レナ
毎週土曜日 11:15-12:15
~ジェントルピラティスのススメ vol.6~
2017年01月09日