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~ジェントルピラティスのススメ vol.6~

2017年01月09日

こんにちは。

スタジオヨギー インストラクターのレナです。

 

これまで「基本のABC」について
ご紹介させていただきました。
(まだ読んでいない方はぜひご一読ください)

 

ジェントル・ピラティスのクラスの特徴は
基本を大切にシンプルな動きを行っていくこと
また、クラス紹介にもあるように
テニスボールや軽いダンベル、セラバンドなどを使い、
ゆったりとしたペースで関節を動かしていくことにあります。

 

そこで、今月はセラバンドを利用したエクササイズを
いくつかご紹介しようと思います。

 

バンドは

サポートやフィードバックを与え、

エクササイズを助ける役目と

抵抗を加え、

動きを行うために必要な筋肉を鍛える役目と
両方の利点があります。

 

今日は前者の一例として
苦手な人も多い「カール・アップ」をご紹介します。

 

 

 

【カール・アップ】

 

スターティング・ポジション

 

・リラクゼーション・ポジション(半仰臥位)バンドの上に横たわる

・バンドの端を頭の後ろで持ち、頭のやや上に伸ばす
肘は十分に開きつつ、視界に入る程度にし
肩甲骨の配置を適切にする

img_1946

 

 

 

動作

1.吸って:体の準備を整える。

2.吐いて:サービカル・ノッドから始め、背骨を一つずつ
順番に巻き上げるようにマットから離していく。

img_1949

3.吸って:ポジションを維持する。

4.吐いて:体の中心から動作を始め、背骨を一つずつマットに下ろし、
スターティング・ポジションに戻す。

5.10回まで繰り返す。

 

 

 

チェックポイント

・終始、骨盤をニュートラルに保つ。
ニュートラルが維持できるところまでしか起き上がらない。

・呼気を利用して、背骨を丸め肋骨を閉じる。

・バンドで支えている頭を重くしておく。

・肩をリラックスさせ、肩甲骨と胸郭の広がりを維持する。

・首は伸ばして、緊張させないようにする。

 

 

 

★ 頷く動作や肋骨下部の広がり(カーブ)が足りないと
腹筋が鍛えられると感じる前に、首が疲れることがあります。
うなじを長くするように、
また肋骨下部をバンドに沈めるように活用してみましょう。

 

★ バンドが伸びながら背骨をマットから引き剥していくように
背骨一つ一つの間が広がりながらカーブしていくことを感じましょう。

 

 

 

2017年はジェントル・ピラティスで

気持ちよく動ける体を目指しましょう!

 

ジェントルピラティス 担当 レナ

毎週土曜日 11:15-12:15