こんにちは。
スタジオヨギー インストラクターのレナです。
今回の【ワンポイント・アドバイス編】は
「スパイン・カールで腰が痛い」
というお悩みに挑戦。
膝を曲げた仰向けの姿勢から骨盤を後ろに傾け
背骨を一つずつ順にマットからはがすように
脊柱と股関節を動かしていくエクササイズですね。
このエクササイズでは
骨盤と脊柱の連続的なアーティキュレーション
(関節を一つずつ順に動かす)を達成することで
腰が反り過ぎることを防ぎます。
それには
深部腹筋と骨盤底筋群の繋がりと
腹筋と大腿後面のハムストリングスの
フォースカップルが鍵となります。
(まさにそのトレーニングともいえます)
まずはじめに、
深部腹筋と骨盤底筋群の繋がりについて
ご説明しましょう。
エクササイズの初動では
骨盤底筋群を緩やかに引き上げることで、
腹横筋(深部腹筋)から働きやすくなります。
けれども、
「骨盤底筋群を使えているのかしら?」と
疑問に感じる方も多いかもしれません。
そこで、写真のように
内腿にミニボールやタオル等を
挟んでやってみましょう。
内腿を内側に寄せる筋肉;内転筋は
恥骨(骨盤下部)から始まっているため、
内転筋を働かせると
隣接している骨盤底筋群も
同時に稼働しやすくなります。
内腿から骨盤底、
さらには
深部腹筋へのつながりが感じられるようになると
骨盤の後傾に伴い股関節の前側の広がりを感じ
腰の反り過ぎを防ぐことができるでしょう。
少し長くなりましたので、
フォース・カップルについては
次回ご説明しましょう。
ジェントルピラティス 担当 レナ
毎週土曜日 11:15-12:15
~ジェントルピラティスのススメ Vol.12~
2017年03月27日